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「千秋万歳」瓦当 2010年4月5日更新
前漢
径19.1㎝
瓦当とは屋根の軒先を飾る円形の瓦で、日本では軒丸瓦あるいは鐙瓦とも呼ばれる。この瓦当は二重線で四つの区画に区分し、向かって右上の区画に「千」、右下に「秋」、左上に「萬」、左下に「歳」の文字を篆書体で刻む。漢代にはこの瓦当にみられる「千秋萬歳」の他に「延年益寿」や「永受嘉福」など長寿や招福を願う吉祥句を刻んだ例が多いが、南北朝時代以降は仏教の影響で蓮華文を施すものが主流となる。
参考資料:『早稲田大学会津-八一記念博物館会館記念名品図録2007』
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