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武人俑 2010年4月5日更新
後漢
高38.6㎝
頭部に平頂の帽子をかぶり、左手に盾を持ち、脚を内股気味に開いて立つ武人俑である。全体的に著しくデフォルメされた造形で、体躯は頭部と脚部に比して貧弱であり、顔面も写実からはほど遠く、小さめの眼に対して耳・鼻・口を大きく作り、頬骨も張っている。型技の技法で作られ、赤い陶土の上に褐釉、さらにその上に緑釉がかけられているが、面部と体躯の前面以外は剥落している。頭頂には孔が穿たれ、体内の空洞に通じている。 参考資料:『早稲田大学会津-八一記念博物館会館記念名品図録2007』
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