武人俑　2010年4月6日更新

北斉 高52.2㎝、高52.5㎝ 兜をかぶり、鎧を着けて楯を持った一組の武人俑。面貌は角張り、体躯は太くて詰まっており、がっしりとした強靭さを漂わせる。左腕は、肘を前方に曲げ、獣面の付いた楯を支え持つ。右腕は体側に沿って垂下しているが、当初は武器を執っていたらしく拳には孔が穿たれている。共に型板の技法を用いているが、頭部と体節は別々に作られている。この二体は同じ型を使用して作られたと思われる。
参考資料:『早稲田大学会津-八一記念博物館会館記念名品図録2007』
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