考古用語辞典 A-Words

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騎馬女子俑 2010年4月7日更新

騎馬女子俑

【和:
【中:
隋・唐・五代|陶磁器|>騎馬女子俑


高33.7㎝
 高い帷帽をかぶり、領巾をまとった貴婦人が馬にまたがる騎馬女手俑である。馬上の婦人は頭を左に傾げ、左腕を後方へ伸ばしている。胸前に構えた右手の拳には孔が穿たれており、当初は手綱を握っていたらしい。袖の長い上衣の上に短い領巾をつけ、下半身には胸高に袴を着している。帷帽は墨色、上衣と領巾は緑青色、袴は朱色とする。馬具は轡・面繋・鞍・鐙を浮彫風に表し、胸繋と尻繋は墨線で描く。また馬体の所々に群青色が残る。
参考資料:『早稲田大学会津-八一記念博物館会館記念名品図録2007』
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