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金銀象嵌狩猟文筒形金具 2010年4月16日更新

金銀象嵌狩猟文筒形金具

【和:
【中:
秦・漢・三国|金銀・玉器|>金銀象嵌狩猟文筒形金具

前漢
長26,5cm 径3.6cm
1965年河北省定県出土
河北省博物館蔵
 前漢墓出土のこの筒形金具はおそらく車飾で,四つの節に分けられた竹管状をしている。全体に金銀で狩猟文が象嵌され,緑松石(トルコ石)も象嵌されている。雲気に包まれた山と花樹の中に,一番目の節には象の背に乗る3人の人物のほかに,羽人,龍,馬,熊,兎,鹿,鶴,魚,亀,二番目の節には馬にまたがり後ろ向きに虎を射る狩人のほかに,熊,鹿,狼,猿,山羊,野猪,鳥,三番目の節には駱駝の背にまたがる人物のほかに,羽人,熊,虎,鹿,鶴,四番目の節には尾羽を広げ鳴く孔雀と羽人,熊,虎,のろじか,雁,鶴などがそれぞれ見られる。出所:『中華人民共和国出土文物展1977』
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