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伎楽人物龍虎文台座 2010年4月18日更新
北魏
高16,5cm 幅32.6cm
砂岩
1966年山西省大同出土
山西省文物工作委員会蔵
北魏(386-534年)琅琊郡王司馬金龍夫妻の合葬墓は,今の山西省大同石家寨にあり,1966年に発掘された。墓誌の記載によると,死者は太和八年(484年)に埋葬された。
この北魏の大墓からは,450余点の副葬品が出土し,その中には鎧を着け馬に乗る俑88個から成る儀仗隊が含まれている。注目すべきことは一部の男女俑の顔が大同の雲尚石窟中の仏や菩薩のそれに酷似してい
ることで,同時代の作品と思われる。
この石彫は,上部が鼓形で,浮彫りの蓮弁文,龍虎文をめぐらナ。台座は正方形で,四隅に丸彫の伎楽人物が飾られている。童子が太鼓を打ち,簫を吹き,琴を弾き,舞う姿で,その表現は生気にあふれている。
台座の四面は忍冬唐草文が彫られる。中央に孔があるので,おそらく屏風の柱の台座であろう。出所:『中華人民共和国出土文物展1977』出所:「清の官窯」
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