考古用語辞典 A-Words

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昭襄王三十七年青銅戈 2010年5月7日更新

昭襄王三十七年青銅戈

【和:しょうじょうおうさんじゅうななねんせいどうか
【中:
春秋戦国|青銅器|>昭襄王三十七年青銅戈

く昭襄王37年に製造した青銅の戈〉
戦国秦
青銅製
全長24.2cm
2001年、甘粛省天水市より収集
宝鶏青銅器博物館
この戈の内の部分には「卅七年、上郡守の慶の造、桼黍工の(般+自)、丞の秦、工の城旦の貴」と記されている。卅七年は昭襄王の37(前270)年である。慶は上郡の郡守、桼工とは漆垣県の工師(鋳造工房の長)のことで、(般+自)はその職にあった。丞の秦が補佐し、貴は実際の兵器製造者であろう。城旦とは辺境において築城を課せられる受刑者であり、当時の秦では受刑者も兵器の製造にあたっていた。出所:「大兵馬俑展」
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