考古用語辞典 A-Words

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陶倉 2010年5月9日更新

陶倉

【和:とうそう
【中:
秦・漢・三国|陶磁器|>陶倉

〈陶製の倉のミニチュア〉

陶製
高さ20.3cm 底の直径10cm
穴の大きさ10cm 重量1.525kg
陝西省鳳翔県
秦始皇兵馬俑博物館
穀物などを保存するための古代の倉をかたどって作られた陶器。倉の屋根を示す上部に描かれた7本の円形状の線と何重もの薄い縦線は茅葺屋根をほうふつさせる。中央の四角い穴は倉の入り口を模したもので、倉の中の穀物が盗まれたり、ネズミなどの動物に食べられられないようにその大きさは小さめで、やや高いところに位置する。死者が死後も生前と同じように生活ができるようにという思いを込めてつくられた生活用具や住居のミニチュアは明器とよばれ、多くの墓から副葬品として発掘される。出所:「大兵馬俑展」
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