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大瓦当 2010年5月12日更新
〈大きな瓦当〉
統一泰
陶製
高さ57.3cm 最大径76.5cm 厚さ12cm
1993年陝西省興平県黄山宮宮殿遺跡
陝西省考古研究所
秦漢時代を通じて宮殿があったとされる黄山宮から、瓦当の左下の部分が発見された。この作品は修復されたもので、瓦当の中でも最大級の大きさがあることから「瓦当の王様」と呼ばれているもののひとつである。始皇帝陵などから出土している夔紋大瓦当に比べて紋様は単純だが、その作風はよく似ている。また、険呑省眉県の成山容遺跡からは、ほぼ同じ紋様の秦代の大瓦当が出土している。離宮もまた、大きく立派な建築物であったことを物語っている。出所:「大兵馬俑展」
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