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黄濱虹 2010年5月18日更新
杭州出身
元浙江美術学院々長
10才ごろから古画を模写し画法を学び、長じては名勝の地を歩いて写生して学んだ初期の作品には、宋、元時代の山水画風であるが、中年ごろから印象風の線を重厚な墨法を用いた独白の画風をつくりあげた。晩年には、濃墨を主にした中に鮮やかな色彩をわずかに置いて、濃潤な中に鮮麗な色調をつくりだした。 もうひとつの彼の偉業は、従来中国画は縦長、垂直の構図を基本としていた山水画に「横への広がりを持ちも込み、韻律的な線とコントラストの強い墨法で印象風な画面を作りあげ」、山水画を近代的風景画へと転回させた。出所:「中国栄寶斎展覧」
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