考古用語辞典 A-Words

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ワイン注ぎ 2010年8月30日更新

ワイン注ぎ

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面白テーマ|青銅器|>ワイン注ぎ

(オリジナノレと復元)
Wine jug:Original and reproduction
ラインハイム,ザールラント,ドイツ
ブロンズ,最大高さ51.4cm,径23.2cm
紀元前400年頃
ザールブリュッケン,先史・原史博物館1954:12
ブロンズの板からの鍛造である。ケラーの報告書では鍍金が施されているとされたが疑わしい。やはりブロンズで制作したコピーが、輝く表面とそこに浮き立つ線刻文様によって、当初の姿をよく伝えている。本体・脚部・注口・把手を別々に制作した後、鋲で留めまたは溶着した。蓋には人間の顔をした馬が立っている。後にケルト貨幣にも表現される神話上の存在であるが、その意味内容はまだ明らかにされていない。鋳造の把手にはひげのある男の顔と牡羊を表している。本体の腹と首の他、蓋・注口・把手・脚部に施された装飾は、パルメット・ロートス・リュラー文・幾何学文の並置反復である。出所:「古代ヨーロッパの至宝--ゲルト美術展1998」
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