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装飾円盤 2010年9月4日更新
(一対)
Pair of phalerae
サン・ジャン・シュル・トゥルブ,マルヌ,フランス
ブロンズ・鉄・珊瑚,径24.0cm
紀元前4世紀初め
サン・ジェルマン・アン・レー,フランス国立古代博物館33284
車葬墓で発見された。それぞれより大きな円盤に取り付けられ、二頭の馬のむながいを装飾していたと考えられる。中央に珊瑚を嵌入し、表面を同心円状に六つに区画し、ニカ所に透かし細工の文様を展開している。内側の透かし装飾はS字連続文。外側はS字対向リュラー文とランニング・ドッグの交替で、二種の文様の自然な移行が見事である。外側の透かし装飾は二つの円盤の間で一見同じに見えるが、文様の間隔と、二種の文様の割合が異なり、さらにランニング・ドッグは同じ方向に走るが、S字対向文は方向が逆になっている。出所:「古代ヨーロッパの至宝--ゲルト美術展1998」
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