時代別順
分野別順
|
透かし装飾部品 2010年9月5日更新
Openwork attachment
ソンム・トゥルブ「ラ・プーヴァンドー」,マルヌ,フランス
ブロンズ・珊瑚,長さ18.0cm,19cm,幅3.5cm,4cm(一対のうち
小さい方を展示)
紀元前4世紀初め
サン・ジェルマン・アン・レー,フランス国立古代博物館33294
車葬墓から出土したが、正確な位置が伝わらないため、半円錐の形状から戦車のくびきまたは轅の、あるいは角杯の装飾部品かと推定されている。一対であるが大きさと装飾にかなりの違いがある。(写真は小さい方です。)透かし細工の残した部分に、左右にS字を連続させ、曲線に沿って点刻を施している。一見左右相称だが、上の方でS字の大きさと向きを変えてシンメトリーを崩している。基部に水平にいくつか装着された長方形の珊瑚は、今は琵色しているがもとは赤すなわち血の色であった。
関連用語:
|
|
Copyright 2006 abc0120 All rights reserved.