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靴形土器 2010年10月4日更新
Shoe-shaped vase
コジュド,ノーグラード,北ハンガリー
粘土,高さ11.5cm,口の径6.5cm,靴の長さ12.2cm
紀元前2世紀末
ブダペスト,ハンガリー国立博物館
独立した容器形の上部と靴ないし足の形の下部からなる。容器の部分はアンクレットを意図しているかもしれない。下部の表面の刻線と型押しによる円文は、皮またはフェルト製の靴の紐と継ぎ目ないし装飾部品と解される。円文は足の裏まで続いている。靴は東方ケルトが好んだモチーフである。初期様式に遡るなら、オーストリアのデュルンベルク出土の靴形フイブラが想起される。出所:「古代ヨーロッパの至宝--ゲルト美術展1998」
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