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神像頭部(複製) 2010年10月7日更新
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Head of deity (Replica)
(オリジナル)
ムシェツケー・ジェフロヴィツェ,ラコヴニーク,ボヘミア,チェコ
石、高さ25cm
プラハ、チェコ国立博物館
おそらく全身像であったが、頭部だけが五つに割れた状態で発見された。S字による眉、渦巻によるひげ、および丸く突き出た目、力強い顎、オールバックの髪型により、ケルト美術における顔の典型となっている。髪は頭頂部と項にだけ表され、あとは省略されている。もとは彩色が施されていたと想像される。 1943年に深さ80cmの溝から出土したが、近くには200mx105mの神域と神殿があった。トルクを着けていることと合わせ、一般に神の像と考えられている。南フランスのアントルモンとロックペルテユーズの神域から出土した、同じく等身大の頭部に比べ、本例における表現の線的性格と植物文は、より真正にケルトの造形の特徴を伝えている。オリジナルは移動不可能なため複製を展示する。ムシェツケー・ジェフロヴイツェの神域とその発見物に関する総合的研究は1998年に刊行される。出所:「古代ヨーロッパの至宝--ゲルト美術展1998」
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