考古用語辞典 A-Words

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装飾板一対 2010年11月16日更新

装飾板一対

【和:
【中:
金銀・玉器|面白テーマ|>装飾板一対

Pair of plaques
ノリーズ・ロウ,ラーゴ近郊,ファイフ,スコットランド
鋳造銀・赤エマーユ,長さ9.1cm,幅3.2cm,厚さ0.4cm,重さ27g,33g
7世紀,東スコットランド
エディンバラ,スコットランド国立博物館
葉の形をした一対の装飾板は互いにほとんど同一である。繋がった二つの円の中には三つずつトリスケーレ連続文を配し、その間を横切る「Z棒」の一端は花ないし木の枝、もう一端はパルメットになっている。下にはおそらく犬を意図した動物の上半身を表すが、これは「リンデイスフアーンの福音書」に類例が見られる。装飾部分には赤エマーユが施されていた。用途は不明である。出所:「古代ヨーロッパの至宝-ゲルト美術展1998」
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