「谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 花図鑑」横須賀美術館
名称:「谷内六郎〈週刊新潮 表紙絵〉展 花図鑑」横須賀美術館
開催期間:2020年12月19日(土)~2021年4月4日(日)
無料観覧日:2021年2月14日(日)
休館日:2020年12月29日(火)~2021年1月4日(月)、2月1日(月)、3月1日(月)
観覧料:一般380円、
高・大・65歳以上280円
住所:〒239-0813神奈川県横須賀市鴨居4-1
TEL:046-845-1211
URL:横須賀美術館
谷内六郎は、1956(昭和31)年に『週刊新潮』が創刊されたときから、1981(昭和56)年に本人がこの世を去るまでの四半世紀にわたり、詩情とユーモアに満ちた1,336点にのぼる表紙絵を描きました。当館では1年に4回作品を入れ替え、さまざまな切り口から、谷内六郎の表紙絵の世界をご紹介しています。
今回は「花図鑑」と題し、花を描いた作品をご覧いただきます。
谷内六郎は、名も知れぬ野の花はもちろんのこと、種類が特定できる花も多く描いています。登場回数が多い花は、タンポポ、桜、桃、椿。このほか、菜の花、朝顔、鶏頭、待宵草、蝋梅なども繰り返し描かれました。道端や庭先で見かける親しみのある花、そして、力強く野生的な花が多いことも、谷内六郎らしいチョイスといえます。色や形の特徴をよく捉えた、これらの花の表現は、それぞれの花にまつわる、見る人ひとりひとりの記憶を、静かに呼び覚ましてくれるようです。
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