「令和2年度 かながわの遺跡展「相模川 遺跡紀行~3万年のものがたり~」神奈川県立歴史博物館

「令和2年度 かながわの遺跡展「相模川 遺跡紀行~3万年のものがたり~」神奈川県立歴史博物館

名称:「令和2年度 かながわの遺跡展「相模川 遺跡紀行~3万年のものがたり~」神奈川県立歴史博物館
開催期間:2021年2月6日(土)~3月7日(日)
休館日:月曜日、2月12日(金)、16日(火)、24日(水)
開館時間:9時30分~17時(入館は16時30分まで)
主催:神奈川県教育委員会、神奈川県立歴史博物館(横浜会場)、厚木市教育委員会(厚木会場)
開催会場:横浜会場(当館)と厚木会場(あつぎ郷土博物館 企画展示室)で開催
住所:〒231-0006神奈川県横浜市中区南仲通5-60
TEL:045-201-0926
URL:神奈川県立歴史博物館
  私たちは、日ごろどの程度「川」を意識しているでしょうか。穏やかに流れる川は、水道水や農業用水といった私たちの暮らしの重要な部分を支えていますが、普段は橋を渡るときや河川敷で目にする程度で、川のことをいつも気にかけている人は少ないでしょう。しかし、100 年ほど前まで、川は日々の暮らしに欠かせない水の源であり、様々な物資や人を運ぶ交通路であり、そしてまた両岸の往来を妨げ、時にはその流れで家や田畑を押し流す恐ろしいもので、人はその存在を無視することはできませんでした。
 本年度のかながわの遺跡展では、神奈川県内で最大の河川である相模川流域の遺跡をテーマとしました。相模川は、富士五湖のひとつである山中湖を水源のひとつとし、丹沢の山麓を潤しながら相模平野へと流れ出て、相模湾へと注ぎます。その流れは数多くの動植物を支えており、流域の生態系を豊かにしています。私たち人間もまたその例外ではなく、相模川の流域には人々の活動の痕跡が遺跡として数多く残されています。本展示では、はるか旧石器時代から始まり、3万年以上にわたり相模川のほとりで生きてきた人の歩みを見ていきます。この展示が、はるか昔から私たちの暮らしに寄り添ってきた「川」に思いを巡らせるきっかけになれば幸いです。 

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