名称:「世界と出会った江戸美術」東京国立博物館
開催期間:2020年11月25日(水) ~ 2021年1月11日(月)
会場:平成館 企画展示室
開館時間:9:30~17:00
※ 1月2日(土)、8日(金)、9日(土)を除く金・土曜日は9:30~21:00
住所:〒110-8712東京都台東区上野公園13-9
TEL:03-5777-8600(ハローダイヤル)
URL:東京国立博物館
海外への自由な往来が禁止されていた江戸時代、日本を訪れる外国人は非常に限定され、異国の地を踏む日本人はさらに限られていました。しかし、厳しい制約のなかでも、日本とヨーロッパの間を多くの交易品が行き来し、遠い国々の技術や表現に学んだ美術工芸品が双方の地で誕生しました。
東京国立博物館は、南蛮漆器や洋風画、輸出陶磁器のほか、長崎奉行所旧蔵のキリシタン遺物、紅葉山文庫(もみじやまぶんこ)や蕃書調所(ばんしょしらべしょ)などの江戸幕府関連施設に伝来した地図や洋書、シーボルト旧蔵書といった歴史的に重要な資料を収蔵しています。本展では、江戸時代における東西交流から生まれた所蔵品およびご寄託品を紹介します。世界的な鎖国状態の最中にある現在、改めて江戸時代の人びとに思いを馳せつつ、外国に対する好奇心を自国の文化、美術のなかで昇華させた歴史を振り返ります。
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