「アート×コミュニケーション=キース・ヘリング展」札幌芸術の森美術館

「アート×コミュニケーション=キース・ヘリング展」札幌芸術の森美術館

名称:「アート×コミュニケーション=キース・ヘリング展」札幌芸術の森美術館
会期:2021年7月17日(土)~9月26日(日)
時間:9:45~17:30(入場は閉館の30分前まで。9月は17:00閉館)
会場:札幌芸術の森美術館
観覧料:一般:1,500円(1,300円)、高校・大学生:800円(600円)、小・中学生:500円(300円)
  ※( )内は前売、または20名以上の団体料金
  ※65歳以上の方は当日料金が1,300円(団体1,100円)になります。年齢のわかるものをご提示ください。
  ※障がい者手帳をお持ちの方は、当日窓口でご提示いただくとご本人と付き添いの方1名が無料になります。
休館日:会期中無休
主催:札幌芸術の森美術館(札幌市芸術文化財団)、HBC北海道放送
後援:在札幌米国総領事館、北海道、札幌市、札幌市教育委員会
協力:中村キース・ヘリング美術館、ヤマト運輸、日本理化学工業、大丸藤井セントラル
住所:〒005-0864北海道札幌市南区芸術の森2-75
TEL:011-591-0090
URL:札幌芸術の森美術館
 単純な線で即興的に生み出された人や動物。地下鉄の広告板へのラクガキから始まったキース・ヘリングのアートは、1980年代のニューヨークから一気に世界へ広まっていきました。ストリートから名声を博したアーティストといえば最近ではバンクシーが挙げられますが、キース・ヘリングはその先駆者と言えます。
 ヘリングは、アートはすべての人のためにあるべきだと考え、デザイングッズを販売する「ポップショップ」を開店して富裕層以外の人々にもアートを身近なものにしました。また、世界中の子どもたちとワークショップを行ったり、反戦反核、人種差別撤廃、エイズ流行終結のためのポスターを制作するなど、社会的な活動を数多く手がけました。1990年の早すぎる死から30年が過ぎた今でも、彼の作品は人々を魅了し、ファッションブランドなどとのコラボレーションも後を絶ちません。
 新型コロナウイルス感染症の世界的な流行の影響で、人々が物理的にも精神的にも疎遠になりがちな昨今、「アートを通じてコミュニケーションをしたい」と語ったヘリングの作品は、人々を分断する溝を埋め、より一層の輝きを放つことでしょう。
 本展は、山梨県小淵沢にある中村キース・ヘリング美術館が所有する貴重なコレクション約160点により構成されるものです。

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