名称:「ゆったりしま書♪展」高松市塩江美術館
会期:2021年1月30日(土曜日)~2021年3月28日(日曜日)
会場:高松市塩江美術館 企画展示室
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)・年末年始(12月29日~1月3日)
開館時間:9時~17時(入室は16時30分まで)
主催:高松市塩江美術館
観覧料:
【一 般】300円(団体240円) ※常設展観覧料含む
【大学生】150円(団体 120円)
※高校生以下及び65歳以上の方、身体障害者手帳等所持者は、無料
住所:〒761-1611香川県高松市塩江町安原上602
TEL:087-893-1800
URL:高松市塩江美術館
私たちが生活する中で情報や感情などを伝えるとき、音声や文字が用いられています。特に長い歴史を有する東洋の漢字文化圏では、文字は古来より記録として使用されるだけでなく、毛筆による書は芸術としても位置づけられており、リズムを以って表出できる点で、音楽的でもあり、抽象符号化された形象は美的な魅力に富んでいます。
本展では、当館所蔵の書作品の中から香川にゆかりのある約25点を紹介いたします。
香川県出身で漢学者でもある藤澤南岳(1842—1920)の書は、様々な形や種類の料紙に書かれており、そこから筆線の肥痩や墨色の違い、文字の大小による躍動感が見てとれます。また、塩江町出身の竹下孟子(1943—)の仮名書は、余白を含む紙面構成が巧みにとられており、行の高さや行間などを変化させながら流れるような伸びやかな線質や墨の渇潤に目が引かれます。
これらの書作品を鑑賞いただき、穏やかな気持ちでひと時をお過ごしください。
最近のコメント