シンボル展 強請祈願とやまなしの雨乞い」山梨県立博物館
名称: 「シンボル展 強請祈願とやまなしの雨乞い」山梨県立博物館
会期:令和3年1月2日(土曜)→2月23日(火曜・祝日)
(休館日 毎週火曜日 ※祝日を除く)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
住所:〒406-0801山梨県笛吹市御坂町成田1501-1
TEL:055-261-2631
URL:山梨県立博物館
古くからの願掛けの方法のひとつに、神仏に身体的・精神的な苦痛を与えたり、不自由な身のままに放置しておいたりして、その状態からの解放と引き換えに願いを叶えさせるという呪術があります。これを「強請祈願」といいます。これは古くからの神仏とのかかわり方のひとつであり、現在でも生活や年中行事のなかにその考え方が息づいています。
山梨において、そのような祈願方法は雨乞いに際して行われることが多かったようです。県内各地に伝えられた水に浸けられたり、火であぶられたりした痕跡のある神仏像は、先人たちが切実に水の恵みを望んできたことを物語っています。
この展覧会では、山梨市市川の清水寺に伝えられた雨乞いの仏像と、昭和40年頃に撮影された雨乞いの儀式の貴重な記録映像を中心として紹介し、山梨県内各地で行われてきた雨乞いのさまを探っていきます。「名水の地」をうたう山梨に伝えられた、知られざる水の文化をご覧ください。
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