名称:「コレクション展III 特集 野見山暁治」北九州市立美術館 本館・アネックス
会期:2021年2月20日(土)~4月11日(日)
開館時間:9:30~17:30(入館は17:00まで)
休館日:毎週月曜日 ※ただし月曜日が祝日・振替休日の場合は開館し、翌火曜日が休館
会場:北九州市立美術館本館3Fコレクション展示室
主催:北九州市立美術館
観覧料:一般300(240)円、高大生200(160)円、小中生100(80)円
※( )内は20名以上の団体料金
住所:〒804-0024福岡県北九州市戸畑区西鞘ヶ谷町21-1
TEL:093-882-7777
URL:北九州市立美術館 本館・アネックス
2020年度コレクション展IIIでは、当年100歳を迎える現役洋画家 野見山暁治を特集します。
野見山暁治は、1920年、福岡県嘉穂郡穂波村(現 飯塚市)に生まれ、ボタ山など炭鉱地帯の
風景を見ながら育ちました。1952年、絵画研究のため渡仏します。同地に12年間滞在する間、
1956年にサロン・ドートンヌ会員となり、1958年、《岩上の人》で第2回安井賞を受賞するなど、
一躍、注目の新進画家となりました。帰国後は、東京藝術大学で後進の指導や、戦没画学生の
作品保存に尽力しながら、現在まで旺盛な創作活動を続けています。
当館にとって野見山は、地元福岡県出身の画家というだけでなく、1983年に野見山の初めての
回顧展を開催するなど、縁の深い作家です。百寿を記念して開催する本特集では、
当時の出品作も含め、パリ滞在中の1950年代の作品から近作まで、長きにわたる野見山の
画業を当館のコレクションより振り返ります。2020年度、新たに収蔵した油彩画や水墨画も
初公開し、野見山芸術の魅力に迫ります。
また、本特集に合わせて、福岡県出身の画家 北野万平の《野見山暁治像》(1940年頃)を
中心に、田淵安一、今西中通、高田博厚、駒井哲郎ら、野見山と交流があった美術家たちの
作品を紹介。
さらに、エドガー・ドガ《マネとマネ夫人像》、ピエール=オーギュスト・ルノワール《麦わら帽子を被った女》、
クロード・モネ《睡蓮、柳の反影》など、当館が誇る名品もあわせて展示します。
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