名称:「神業ニッポン 明治のやきもの—幻の横浜焼・東京焼—」滋賀県立陶芸の森
会期:2021年03月20日(土) – 2021年06月06日(日)
場所:滋賀県立陶芸の森 陶芸館
観覧料:一般 700円(560円)/高大生 520円(420円)、中学生以下無料 ※( )内は20人以上の団体料金
共催:滋賀県立陶芸の森、京都新聞
協力:神奈川新聞社
後援:滋賀県教育委員会、甲賀市、NHK大津放送局
主催:〒529-1804滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
TEL:0748-83-0909
URL:滋賀県立陶芸の森
1859(安政6)年に横浜港が開港。開国を機に日本で近代の幕が開くと、横浜や東京には各地から陶磁関係の業者が集まり、工房や店を構えるようになります。全国の陶産地から素地を取り寄せ、外国人や海外への輸出向けの、絵付けや装飾を凝らした「横浜焼・東京焼」が誕生しました。
優美で精緻を極めた「横浜焼・東京焼」の品々は、万国博覧会で紹介されて反響を呼び、欧米諸国で大きな関心を集めました。また、その類い稀な意匠は欧米におけるジャポニスム(日本趣味)ブームを加速させ、横浜港から大量に海外へ輸出されることになります。
輸出品という性格上、「横浜焼・東京焼」が国内に残ることは稀で、「幻の陶磁器」といわれています。
国内随一のコレクター・田邊哲人氏所蔵の里帰り作品を中心に、国内に現存する優品約140点を紹介し、超絶技巧で知られる「職人技」の魅力に迫ります。
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