「収蔵作品展 40年目のバトン—人とエピソードから振り返る—」都城市立美術館

「収蔵作品展 40年目のバトン—人とエピソードから振り返る—」都城市立美術館

名称:「収蔵作品展 40年目のバトン—人とエピソードから振り返る—」都城市立美術館
会期:令和3年3月16日(火曜日)~令和3年5月5日(水曜日)
休館日:月曜日(月曜が祝日の場合、その翌日)
時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
場所:都城市立美術館(展示室1~3)
観覧料:無料
住所:〒885-0073宮崎県都城市姫城町7-18
TEL:0986-25-1447
URL:都城市立美術館
 都城市立美術館は昭和56(1981)年11月7日に開館し、令和3(2021)年で開館40周年を迎えます。
日本画家・山内多門をはじめとする郷土作家の顕彰、および一般市民の創作発表の場を求める人々の声によって建設されたことから、郷土の美術文化を軸として活動してきました。本展では、開館から40年間の美術館の活動と所蔵作品を、関わりのあった様々な人々やエピソードと共に振り返ります。
 当美術館では、長い時間をかけて現在に至る活動の基盤をつくってきました。
開館当初は、地域の美術を語るための作品と資料の数は充分とは言えず、初年の収蔵品数は50件に満たない数(49件)でスタートします。
そして現在は1,200件を超える作品・資料が美術館の所蔵となっており。それらを活用いた企画展や特別展を多数開催しています。その収集・調査研究の背景には、作家や遺族、郷土出身者、全国の美術館や研究者とのつながりと想いがありました。
 また当館は、過去と現在両方の美術文化にアプローチすることで、地域の文化向上に貢献してきました。「秀作美術展」「メッセージ97」(同展2007、2017)など、同時代に活動する作家の作品の収蔵やグループ展の開催にも積極に取り組んできました。
その背景にはスタッフによる幅広いリサーチと、出身者や地元で活動する作家への目配りがあります。同時に広く現状を見つめるメディア、新しい表現を求める制作者や鑑賞者の関心と多様な声も、私達を新しい取組みへと導いています。
 現在、社会や経済、自然が大きな変化を遂げる中で、美術館は作品を次の時代に受け継ぎバトンを渡し続けるために、更なる工夫が必要とされています。本展を通じてこれまでの美術館の記憶を振り返ることで、活動の原点と未来へのヒントを探ります。

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