「献ずる器ー 一須賀古墳群を中心に ー」大阪府立近つ飛鳥博物館

「献ずる器ー 一須賀古墳群を中心に ー」大阪府立近つ飛鳥博物館

名称:「献ずる器ー 一須賀古墳群を中心に ー」大阪府立近つ飛鳥博物館
開催期間:令和3年4月24日(土)~6月13日(日)
会場:大阪府立近つ飛鳥博物館 特別展示室
開館時間:午前10時~午後5時(入館は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(ただし、5月3日(月・祝)は開館、5月6日(木)は休館)
観覧料:一般310円、65歳以上・高校・大学生210円
  中学生以下・障がい者手帳をお持ちの方【介助者1名含む】無料
住所:〒585-0001大阪府南河内郡河南町東山299
TEL:0721-93-8321
URL:大阪府立近つ飛鳥博物館

 古墳時代中期になって、日本列島で作られるようになった須恵器は、その後、広く普及し、集落でも多く出土します。しかし、中には集落ではほとんどみかけない、独特な形をした器があります。子持器台といわれる坏をたくさん貼り付けた器台もその一つです。こうした土器は全国でみられるものの、もっぱら古墳から出土する非日常的な器と言えます。
  一須賀古墳群は、その副葬品に渡来系要素が多くみられることは知られていますが、こうした子持器台も多く見つかっている古墳群です。今回の特別陳列では館蔵品である一須賀古墳群出土資料を中心に、南河内の群集墳から出土した古墳専用の器について考えてみたいと思います。

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