名称:成瀬誠志「陶製 陽明門」滋賀県立陶芸の森
開催期間:2021年05月14日(金)~ 2021年06月06日(日)
住所:〒529-1804滋賀県甲賀市信楽町勅旨2188-7
TEL:0748-83-0909
URL:滋賀県立陶芸の森
特別展「神業ニッポン 明治のやきもの-幻の横浜焼・東京焼-」の開催を機に、滋賀県工業技術総合センター信楽窯業技術試験場が収蔵する陶片を調査した結果、明治時代の名工・成瀬誠志(なるせせいし)が手掛けた陶製「陽明門」の一部であることが判明しました。(詳細 : PDF)
「陽明門」は、成瀬誠志が、日光東照宮の荘厳な姿に感銘を受けて制作した25分の1の陶製模型です。1893年のシカゴ万博への輸送中に大破しましたが、屋根部分など一部だけの出品にも関わらず銅牌を受賞しました。返送後門外不出とされましたが、後に陶片は知人らに譲られて散逸しています。
成瀬の故郷、中津川にある陶片と信楽の陶片が、今回の調査で約110年ぶりに再会を果たしました。5月14日から当館にて、下記のとおり特別公開します。世界を魅了した明治の超絶技巧を、是非間近にご覧ください。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。