北菓楼30周年記念「貝殻旅行─三岸好太郎・節子展─」北海道立三岸好太郎美術館

北菓楼30周年記念「貝殻旅行─三岸好太郎・節子展─」北海道立三岸好太郎美術館

名称:北菓楼30周年記念「貝殻旅行─三岸好太郎・節子展─」北海道立三岸好太郎美術館
開催期間:2021年6月26日(土)〜9月1日(水)
休館日:月曜日(8月9日(月・休)は開館)、8月10日(火)
開館時間:9:30~17:00(入場は16:30まで)
入場料:一般 1,100円(900円)、高大生 600円(400円)、中学生 300円(200円)、小学生以下 無料(要保護者同伴)
※( )内は前売料金
住所:〒060-0002 札幌市中央区北2条西15丁目
TEL:011-644-8901・FAX:011-644-8902
URL:北海道立三岸好太郎美術館

特別展「北菓楼30周年記念 貝殻旅行─三岸好太郎・節子展─」は、大正から昭和初期を代表する洋画家・三岸好太郎と、そのパートナーであり女流洋画家の先駆的存在として活躍した三岸節子を紹介する展覧会だ。
1903年、札幌に生まれた三岸好太郎は、画家を志して上京。女子美術学校に通う吉田節子と出会って結婚し、ともに春陽会展、独立美術協会展で活躍した。独自のロマンティックな世界を描いて注目を集めたものの、1934年、甘美で詩的な「蝶と貝殻」シリーズを発表したのち、「貝殻旅行」と称した夫婦旅行の直後に31歳で急逝した。
一方、1905年に愛知の一宮で生まれた節子は、上京後に岡田三郎助の画塾を経て、女子美術学校(女子美術大学)で学んだ。結婚後は春陽会展、独立美術協会展で頭角をあらわし、好太郎の死後も画家として活躍。49歳で渡仏して、南仏を拠点に重厚な色彩とマチエールを特徴とする絵画を手がけた。

約20年ぶりの二人展となる本展では、好太郎の《のんびり貝》や《旅愁》、節子の《さいたさいたさくらがさいた》や《自画像》など、三岸好太郎・節子の作品を展示し、ふたりの軌跡と鮮烈な絵画世界を紹介する。

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