名称:企画展「江戸へ ー盛岡藩の参勤交代ー」もりおか歴史文化館
会期:2021年7月31日(土)〜2021年10月3日(日)
主催:もりおか歴史文化館活性化グループ
会場:もりおか歴史文化館 2階企画展示室
開館時間:9:00~19:00(入場受付は18:30まで)
観覧料:一般300円、高校生200円、小・中学生100円 ※団体(20人以上)は各2割引
・ 盛岡市内在住で65歳以上の方、小・中学生のうち盛岡市在住・就学の方は無料
・ 障がいをお持ちの方やその介護をなさる方(障がい者1人につき1人まで)は無料
住所:〒020-0023 岩手県盛岡市内丸1番50号
TEL:019-681-2100
URL:もりおか歴史文化館
江戸時代、各藩の大名たちが負っていた義務のひとつに「参勤交代」があります。江戸時代に数多く存在した規則や法令の中で、参勤交代は恐らくもっとも有名なもののひとつではないでしょうか。歴史の教科書で見かけた記憶のある方も多いでしょう。参勤交代の「参勤」は「勤めに参る」と書きます。大名たちは文字通り交代で江戸に「参って」様々な勤めを果たし、およそ1年間を江戸で過ごした後、再び行列を組んで自身の領地へと帰って行くのです。領地と江戸との距離によってかかる負担や日数は藩によって様々ですが、盛岡藩の場合は江戸まで139里(約550km)、日数にしておよそ2週間かかったとされています。道中はまさに山あり谷ありで、決して楽な道のりではありません。大雨が降って川を渡ることが出来ずに足止めをされたり、長旅で藩主が体調を崩したりといった不慮の事態に見舞われるなど、参勤交代の道中には様々な困難がありました。盛岡から東京まで新幹線を利用すれば2時間少々で移動できる現代とは比べものにならない、過酷な旅だったのです。
それだけの大変な思いをして、なぜ大名たちは参勤交代をしなければならなかったのでしょうか。江戸幕府はなぜ大名たちを江戸に集めようとしたのか、大名たちはどのような手順を踏んで江戸に向かったのか、知っていそうで意外と知らない「参勤交代」の実態を、現存する資料から探ってみましょう。
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