名称:企画展「梅ヶ谷と太刀山―富山が生んだ二大横綱と郷土の力士たち―」富山市郷土博物館
会期:7月17日(土)~9月26日(日)
会期中の休館日:9月8日(水)
開館時間:9時~17時(入館は16時30分)
観覧料:大人210円(170円) 高校生以下無料
※( )内は20名以上の団体料金
※この料金で常設展もご覧いただけます。
住所:〒930-0081 富山市本丸1-62
TEL:076(432)7911
URL:富山市郷土博物館(富山城)
明治時代後期から大正時代にかけて、富山県は何人も幕内力士を輩出する相撲大国でした。特に梅ヶ谷と太刀山の二大横綱は、歴史に名を残す名力士で、いずれも現在の富山市の出身です。
梅ヶ谷は、恵まれた体形を見込まれ、明治24年にわずか12歳で雷部屋に入門しました。今から130年前のことです。その後、順調に番付を上げ、同36年に横綱に昇進、常陸山とともに「梅常陸時代」と呼ばれる黄金時代を築き上げました。
一方、太刀山は相撲に興味がありませんでしたが、ぜひ弟子にしたいと考えた友綱親方が、明治の元勲板垣退助に助力を求めて入門が実現したといいます。今から110年前の明治44年に横綱に昇進し、その後も4度の全勝、また43連勝の後、1敗を挟んで56連勝を記録するという大横綱だったのです。
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