名称:コレクション展「工芸セレクションⅣ 花入がいっぱい」金沢市立中村記念美術館
会期:2021年7月17日(土)~9月26日(日)
開館時間:午前9時30分~午後5時(ただし受付は4時30分まで)
休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌平日)
住所:〒920-0964石川県金沢市本多町3-2-29
TEL:076-221-0751
URL:金沢市立中村記念美術館
当館の所蔵品をテーマごとに紹介する工芸セレクションの第四弾は、「花入」を特集します。
「花入」はその名の通り、花を入れて飾る器のことです。「花生」・「花器」・「花瓶」等とも呼ばれます。花入は、季節の草花を生けて飾ることで、室内に自然を取り込むツールとして用いられます。
茶席ではテーマやしつらいによってさまざまな花入を用います。一輪の花を飾る華奢なものから、たくさんの花木を生けられる大ぶりのものまで実に多彩で、時には花を生ける目的ではない器を花入に見立てることもあります。また茶席に限らずとも、きれいな草花を飾って生活を彩ることを、私たちは日常的に楽しんできました。
このたびの展覧会では、所蔵品から、多種多様な花入を一堂に会して展示します。シンプルな形のものから、花に負けないほどの華麗な装飾のあるものまで、やきもの・金属・竹でできた花入の世界をご覧いただきます。あわせて、季節の茶道具の取り合わせ展示をとおして、さまざまな茶道具と織りなすハーモニ-をお楽しみいただきたいと思います。
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