むらかみよしこタペストリー展「生命のらせんよ 永遠に」猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
名称:むらかみよしこタペストリー展「生命のらせんよ 永遠に」猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
会期:令和3年6月1日(火曜日)~8月29日(日曜日)
※休館日:月曜日
(祝日の場合は開館、翌日休館)
場所:猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
時間:9時30分から17時
料金 一般 400円
高校生 200円
中学生以下 無料
住所:〒719-2552 岡山県新見市法曽609
TEL:0867-75-2444
URL:猪風来美術館(新見市法曽陶芸館)
短い生涯に 縄文造形の新しく とてつもなく美しい花を咲かせ、
またたく間に 翔けぬけていってしまった縄文造形家・村上原野の物語。
おまえの指先は 何度も何度も土の表面を撫で、
竹べらのつくる流れるような曲線の文様を、
一層なだらかにうごめかせる。
おまえの縄文の渦は、ゆたかな水をたたえた泉のように
幾つもいくつもほとばしり出て、尽きることがない。
おまえの文様は、流れるように渦巻き、
美しいラインは 美しい歌のように どこまでも伸びやかに
次々と果てしない渦をつくっていく。
おまえの魂がこうした造形を生み出したのだ。
美しい文様渦は 大地の無限の豊かさを表象しているのだ。
文様は魂のかたち、生命のゆらめき、愛のぬくもり、
そして母なる大地への賛歌。
村上原野の誕生から最後の日々まで、輝いていた生命の痕跡をかき集めながら、1年をかけて織りあげた鎮魂のタペストリーです。どうぞご覧ください。
作品「生命(いのち)のらせんよ 永遠(とわ)に」(羊毛の手紡ぎ・草木染・手織作品)250×263cm
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