「In Focus 12ー卒業生の現在ー」MOU尾道市立大学美術館

「In Focus 12ー卒業生の現在ー」MOU尾道市立大学美術館

名称:「In Focus 12ー卒業生の現在ー」MOU尾道市立大学美術館
開催期間:2021年9月4日(土)〜10月10日(日)
開館時間:10:00~18:00
休館日:水・木曜日(祝日開館)
料金:無料
住所:〒772-0045広島県尾道市久保3-4-11
TEL:0848-20-7831
URL:MOU尾道市立大学美術館

「In Focus 12ー卒業生の現在ー」MOU尾道市立大学美術館
「In Focus 12ー卒業生の現在ー」MOU尾道市立大学美術館

この度MOU尾道市立大学美術館において『In Focus 12-卒業生の現在-』を開催いたします。尾道市立大学を卒業・修了後、創作活動を継続している若手作家を紹介する企画で2010年より回を重ね、今回で12回目を迎えます。卒業生支援を重要な目的として掲げるMOU尾道市立大学美術館において、最も注目すべき企画展のひとつです。 今回は木村遥、柴田七美、青井典子の3作家を紹介します。作家の活動領域や扱うメディウムの違い、各作家の世界に対する視座の違いにより生まれた三者三様の表現を目撃できる企画となります。木村は馴染みの場所や特別な想いを感じたシーンを切り取り、独特な光とともに浮かび上がらせ、自らの日本画表現を探求しています。柴田は舞台の一場面など既存のイメージを解釈し、油絵具の物質性を活かした力強い筆致で画面に独自の存在感を与えていきます。青井はクライアントと数多くの対話を重ね、多彩なデザイン的ボキャブラリーを駆使して作られたヴィジュアルを中心に、独自に制作している造形物も展示します。3作家の実践は、一見重ならないようにも見えますが、表現における視覚情報の解釈や演出が織りなす効果という点で重なり合う領域が出現する可能性があります。
コロナ禍以降の新しい生活様式の中、様々な情報をモニター越しの光として受け止める時間が増えているのではないでしょうか。そのような中、現在における視覚表現の拡がりと可能性を再考する上でも、3作家の表現の質を現物に対面して感じ取っていただけると幸いです。

本学を卒業・修了し、各分野で活躍している新進作家、木村遥(日本画)・柴田七美(油画)・青井典子(グラフィックデザイナー)の3名を紹介します。

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