名称:「大・タイガー立石展 変幻世界トラ紀行」高松市美術館
開催期間:2021年9月18日(土曜日)~11月3日(水曜日・祝日)
休館日:月曜日(ただし、9月20日(月曜日・祝日)開館/9月21日(火曜日)休館)
開館時間:午前9時30分~午後5時(入室は閉館30分前まで)
※ただし金曜日・土曜日は午後7時閉館
会場:美術館2階展示室
主催:高松市美術館
主催:高松市美術館、読売新聞社、美術館連絡協議会
協賛:ライオン、DNP大日本印刷、損保ジャパン
特別協力:ANOMALY
観覧料:【一般】1,000円(800円)※65歳以上も一般料金
【大学生】500円(400円)
【高校生以下】無料
※( )内は前売及び20名以上の団体料金
住所:〒760-0027香川県高松市紺屋町10-4
TEL:087-823-1711
URL:高松市美術館
絵画、陶彫、漫画、絵本、イラストなどのジャンルを縦横無尽に横断しながら独創的な世界を展開した立石紘一、ことタイガー立石、こと立石大河亞(1941-98)。
1941年、九州・筑豊の伊田町(現・福岡県田川市)に生まれた立石は、大学進学のために上京。63年の読売アンデパンダン展でデビューし、翌年には中村宏(1932-)と観光芸術研究所を結成。時代のアイコンを多彩に引用して描かれたその作品は、和製ポップ・アートのさきがけとして注目を集めました。65年からは漫画も描きはじめ、「タイガー立石」のペンネームで雑誌や新聞にナンセンス漫画を連載しました。
しかし漫画の制作が多忙になった69年3月、突如としてミラノに移住。のべ13年にわたるミラノ時代は、漫画からヒントを得たコマ割り絵画を精力的に制作する一方、デザイナーや建築家とのコラボレーションで数多くのイラストやデザイン、宣伝広告などを手がけました。
イラストレーターの活動が多忙となった立石は82年に帰国。85年から千葉・市原を拠点に活動し、90年以降は絵画や陶彫作品を「立石大河亞」、マンガや絵本を「タイガー立石」の名義で発表しました。
立石は1998年4月に56歳という若さでこの世を去りましたが、そのユニークな創作の数々は今なお色あせることがありません。生誕80年をむかえる今年、200点以上の作品・資料によってその多彩な活動をふり返ります。
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