名称:「白鶴美術館2021年 秋季展」白鶴美術館
会期:2021年9月23日(木・祝)〜2021年12月12日(日)
会場:白鶴美術館
時間:10:00〜16:30 (最終入場時間 16:00)
休館日:月曜日 10月12日(火)
※だだし10月11日(月)は開館
観覧料:大人 800円
65 歳以上・大学・高校生 500円
中・小学生 250円
※大人・大学・高・中・小学生団体20名以上は2割引
住所:〒658-0063兵庫県神戸市東灘区住吉山手6-1-1
TEL:078-851-6001
URL:白鶴美術館
本館「中国青銅器-円と方の協調美-」
中国の古代文化を象徴する青銅器。その器形は円形と方形(四角形)の二要素を基本とします。両要素の調和は、白鶴美術館所蔵の重要文化財「饕餮夔龍文方卣」において見事に果たされています。それは、古代中国人の「天円地方(天が円(まる)く、地が四角)」という世界観をも想起させます。もとより円と方は図形の根幹を成す形象であるため、いつの時代の美術においてもこれらを上手に表現することが課題となっています。
本展覧会では、白鶴コレクションを代表する中国青銅器の優品を展示し、その汎用性のある造形美と制作背景の関わりについて紹介します。
新館「アナトリア・コーカサスの絨毯-多様なメダリオン-」
メダリオンとは、絨毯に表されるメダル形のことで、主に絨毯中央にひとつ大きく円形を表したものは、メダリオン絨毯と呼ばれており、ペルシア絨毯および、ペルシア絨毯に影響を受けたデザインとして広がった形式とみられています。
ただし、メダリオンは中央ひとつ置きのものだけではなく、複数のメダリオン(メダル形)を配した形式があり、特に、幾何学的な文様を得意とするアナトリアやコーカサスの絨毯では、多角形の多様なバリエーションがみられます。
今回は、アナトリア、コーカサスのメダル形デザインを中心に紹介します。
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