特別展示「海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~」山口県立萩美術館・浦上記念館

特別展示「海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~」山口県立萩美術館・浦上記念館

名称:特別展示「海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~」山口県立萩美術館・浦上記念館
会期:2021年9月18日(土)~11月23日(火・祝)
休館日:9月21日(火)、27日(月)
    10月11日(月)、18日(月)、25日(月)
    11月8日(月)、15日(月)、22日(月)
開館時間:9:00~17:00 (入場は16:30まで)
観覧料:一般 1,500(1,300)円
    70歳以上 1,200(1,000)円
    学生1,300(1,100)円
    ※( )内は前売りおよび20名以上の団体料金。
主催:海を渡った古伊万里展萩実行委員会
  (山口県立萩美術館・浦上記念館、朝日新聞社、yab山口朝日放送)
特別協力:ロースドルフ城ピアッティ家、
     一般社団法人古伊万里再生プロジェクト、
     佐賀県立九州陶磁文化館、エフエム山口
後援:山口県教育委員会、萩市、萩市教育委員会、
   オーストリア大使館/オーストリア文化フォーラム、日墺協会、⼭⼝ゆめ回廊博覧会
企画協力:株式会社キュレイターズ
住所:〒758-0074山口県萩市平安古町586-1
TEL:0838-24-2400
URL:山口県立萩美術館・浦上記念館

特別展示「海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~」山口県立萩美術館・浦上記念館
特別展示「海を渡った古伊万里~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~」山口県立萩美術館・浦上記念館

オーストリア、ウィーン近郊にたたずむ古城ロースドルフ城では、城主ピアッティ家により古伊万里を中心とした陶磁器が多数コレクションされ、城内を美しく飾る調度品として大切に伝えられてきました。ところが、第二次世界大戦の戦禍によりその多くが破壊されてしまいました。ピアッティ家はそうした悲劇により破壊された陶片を破棄せず、城内の一室に陶片をあつめ、平和への願いも込めてインスタレーション展示を行い一般公開してきました。
本展は、国内にある古伊万里の名品とともに、破壊された陶片を含むロースドルフ城所蔵の日本、中国、西洋の陶磁器コレクションを海外において初公開するものです。日本の修復技術による復元作品も展示し「再生」にも焦点を当て、波乱にとんだロースドルフ城コレクションの全貌を紹介します。

《五彩・色絵花卉文碗皿(破片)》 景徳鎮窯・有田窯 18世紀前半 ロースドルフ城蔵
《五彩・色絵花卉文碗皿(破片)》 景徳鎮窯・有田窯 18世紀前半 ロースドルフ城蔵
《色絵唐獅子牡丹文亀甲透彫瓶(部分修復)》 有田窯 1700-1730年代 ロースドルフ城蔵
《色絵唐獅子牡丹文亀甲透彫瓶(部分修復)》 有田窯 1700-1730年代 ロースドルフ城蔵
《白磁大壺(組み上げ修復)》 マイセン窯 20世紀初頭 ロースドルフ城蔵
《白磁大壺(組み上げ修復)》 マイセン窯 20世紀初頭 ロースドルフ城蔵
《色絵草花鶴文輪花皿)》 有田窯 1670-1680年代 佐賀県立九州陶磁文化館蔵
《色絵草花鶴文輪花皿)》 有田窯 1670-1680年代 佐賀県立九州陶磁文化館蔵

[関連イベントのご案内]

※都合により中止または内容を変更する場合があります。

記念講演会
「ウィーン、ロースドルフ城 陶片は何を語るのか」

※事前予約について
電話(0838-24-2400)にて、参加者全員の氏名・年齢、代表者の日中の連絡先電話番号をお知らせください。

講師荒川正明氏(学習院大学教授・本展監修者)
日時9月25日(土)
13:30~15:00
場所講座室
参加費聴講無料、要事前申込
定員40席(申込先着順)

特別対談
「陶磁器修復の世界」

※事前予約について
電話(0838-24-2400)にて、参加者全員の氏名・年齢、代表者の日中の連絡先電話番号をお知らせください。

講師繭山浩司氏(修復家)×荒川正明氏(学習院大学教授・本展監修者)
日時9月26日(日)
13:30~15:00
場所講座室
参加費聴講無料、要事前申込
定員40席(申込先着順)

海を渡った古伊万里
~ウィーン、ロースドルフ城の悲劇~
ギャラリー・ツアー

担当学芸員による作品解説です。
※事前予約について
電話(0838-24-2400)にて、参加希望日、参加者全員の氏名・年齢、代表者の日中の連絡先電話番号をお知らせください。

日時10月3日(日)、10月17日(日)、11月7日(日)、11月21日(日)
11:00~12:00
場所本館2階展示室
参加費無料、但し要観覧券
定員20名、要事前申込

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