名称:「The Absurd and The Sublime ギイ ブルダン展」シャネル・ネクサス・ホール
会期:2021.9.8 WED – 10.24 SUN
開館時間:11:00 – 19:00 (最終入場18:30)
無休・予約不要(混雑時、入場制限あり)
入場:無料
住所:東京都中央区銀座3-5-3 シャネル銀座ビルディング4F
URL:シャネル・ネクサス・ホール
シャネル・ネクサス・ホールではフランスを代表するファッションフォトグラファー、ギイ ブルダンの写真展を開催いたします。
滑稽と崇高(The Absurd and The Sublime)、その紙一重の合間を弄ぶような意外性を常に内包し、緻密に構成された作品で、ギイ ブルダンはファッション写真を優れた芸術へと押し上げました。パリに生まれ育ち、1940年代後半から写真を撮り始めた彼は、1951年のマン レイとの出会いにより、生涯を通してシュルレアリスムに、大きな影響を受けることになります。また同時に、アルフレッド ヒッチコックの映画に魅せられた彼は、謎めいた筋書きを想起させたり、意識下の緊張を創り出すなど、場面を細心の注意を払って構築した作品で、見る者の好奇心を引きつけていきました。
本展では、ギイ ブルダンのアイコニックな作品に加え、貴重なアーカイブからこれまで展示されたことのないオリジナルプリントも展示されます。モノクロのヴィンテージ写真からは、彼の初期の実験と独特のスタイルの進化を見ることができます。これらの作品によってギイ ブルダンの創造プロセスを例示し、不可解なイメージやシュルレアリスム映画に対する彼の好奇心に光を当てます。
パリ生まれ。画家として活動をスタートし、マン レイなどシュルレアリストの影響を受けて実験的に写真制作を行う。彼独自のストーリーテリングのスタイルが注目を集め、1955年2月号のフランスのヴォーグ誌に初めてファッション写真が掲載。ファッション誌のほか、シャネルをはじめとするブランドの広告も手がけた。
これまで、ヴィクトリア&アルバート博物館、テートモダン、ジュードポーム美術館、ゲッティ美術館などで展示される。2006年にはブルダンの国内初となる写真展が東京都写真美術館で開催された。
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