しまうちみか「ゆらゆらと火、めらめらと土」青森公立大学 国際芸術センター青森

しまうちみか「ゆらゆらと火、めらめらと土」青森公立大学 国際芸術センター青森

名称:しまうちみか「ゆらゆらと火、めらめらと土」青森公立大学 国際芸術センター青森
会期:2021年7月31日(土)-9月12日(日)10:00-18:00 会期中無休
会場:国際芸術センター青森ギャラリーA
協力:AIRS(アーティスト・イン・レジデンス・サポーターズ)、青森公立大学芸術サークル ほか
後援:青森テレビ、RAB青森放送、青森朝日放送、青森ケーブルテレビ、エフエム青森、ABHラジオ、東奥日報社、陸奥新報社、デーリー東北新聞社
住所:〒030-0134青森県 ⻘森市⼤字合⼦沢字⼭崎152-6
TEL:017-764-5200
URL:青森公立大学 国際芸術センター青森

しまうちみか「ゆらゆらと火、めらめらと土」青森公立大学 国際芸術センター青森
しまうちみか「ゆらゆらと火、めらめらと土」青森公立大学 国際芸術センター青森

しまうちみかはドローイングや彫刻作品を中心に制作・発表し、過剰に合理化された社会への疑問を投げかけています。
時に彼女の彫刻作品は、重力や土の性質のために起きる頼りない造形や、焼成のときに不覚にも起きる亀裂なども利用して制作されます。重力や焼成といった物理法則に制限される造形を持ちながらも、そこに在らんとする作品群は、「私たち」のために合理化された社会に生きる私たちが、そこに収まりきらないものを抱える矛盾を示すかのようです。
今回の滞在では、しまうちが関心を寄せてきた火にまつわる信仰や人の高揚感についてリサーチを行い、新作の彫刻作品を含め展覧会で発表します。近年取り組み「野焼き」と表現する、野外での焼成による新作制作のプロセスも他者と共有しながら、火にまつわる感覚や文化について思考していきます。

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滞在制作:2021年6月上旬-9月中旬
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「わたしは既製品にかこまれた、つるつるの世界に
手垢をのこしておきたい。アイフォンを粘土のついた手でさわってやる。」
しまうちみか

しまうちみか
SHIMAUCHI Mika
1987年、熊本県生まれ。2013年、崇城大学大学院芸術研究課修士課程彫刻専攻修了。菊池旧龍門小学校アーティスト集合スタジオを拠点に活動する。自身の心象風景として描かれるドローイングから発想されたモチーフを彫刻作品へと展開する。作品にみられる頼りない造形は、合理化やグローバル化により平均化されていく私たちに対してのアイロニーと、それでも合理的になりきれない私たちをユーモラスにあらわそうとしている。主な展覧会に、個展「自立について」福岡アジア美術館企画展示室C (福岡、2020年)、トーキョーアーツアンドスペース レジデンス2020 成果発表展「デイジーチェーン」Tokyo Arts and Space 本郷 (東京、2020年)など。

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