第21回共同巡回展 「板橋区立美術館・豊島区所蔵 池袋モンパルナス-画家たちの交差点-」酒田市美術館

第21回共同巡回展 「板橋区立美術館・豊島区所蔵 池袋モンパルナス-画家たちの交差点-」酒田市美術館

名称:第21回共同巡回展 「板橋区立美術館・豊島区所蔵 池袋モンパルナス-画家たちの交差点-」酒田市美術館
会期:2021年11月20日(土)~2022年1月10日(月・祝)
時間:午前9時~午後5時(最終入館は午後4時30分)
観覧料:一般900(800)円、高校生450(400)円、中学生以下無料 ※(   )内は団体料金
  ※大学生・専門学生は一般料金となります。
  ※障がい者手帳をお持ちの方、およびその介助者1人の観覧料は、半額(20名以上の場合は団体料金の半額)となります。
  ※お得な年間券は、3,300円で3名様まで1年間何度でもご利用できます。
休館日:12月より毎週月曜日(祝日の場合翌日)
主催:第21回共同巡回展実行委員会、公益財団法人さかた文化財団
共催:酒田市、酒田市教育委員会
特別協力:板橋区立美術館、豊島区
助成:一般財団法人地域創造
住所:〒998-0055山形県酒田市飯森山3-17-95
TEL:0234-31-0095
URL:酒田市美術館

展覧会の構成の概要
序章• 池袋モンパルナスとは
1章• 池袋モンパルナスと小熊秀雄
2章• 画家たちが描いた肖像画・風景画
3章• 池袋モンパルナスの画家たち
4章• 池袋モンパルナスと開催館ゆかりの画家

斎藤長三≪変電所附近≫1949年、酒田市美術館蔵
斎藤長三≪変電所附近≫1949年、酒田市美術館蔵

1920年代以降、池袋界隈には芸術家向けの安価なアトリエ付き住宅が建ち並び、そこには日本各地から上京した芸術家たちが集い、いくつかの「アトリエ村」と呼ばれる一画が形成されていきました。この地域では、芸術家同士の交流も盛んで、新たなアートシーンを生み出しました。その様子は、パリの芸術家の街になぞらえて「池袋モンパルナス」と呼ばれています。

板橋区立美術館と豊島区は池袋モンパルナスに関連する画家たちの作品を収集してきました。本展は、両館のコレクションで構成され、「池袋モンパルナス」と題した詩を書き、芸術家たちに多大な影響を与えた詩人・小熊秀雄の作品を皮切りに、画家たちが互いを描いた肖像画や自画像、また、アトリエ村周辺の風景画をとおして、池袋モンパルナスの全貌に迫ります。そして、池袋美術家クラブ、新人画会などに参加していた画家を中心に、彼らが会派を越えて切磋琢磨し、戦前から戦後の激動の時代の中で芸術に情熱を注いでいた様子を紹介します。

また、池袋モンパルナスには全国各地から上京してきた画家たちが暮らしていたことが大きな特徴として挙げられます。彼らの中には、戦後も東京で制作した者もいれば、故郷に帰り活躍した者もいます。本展は、しもだて美術館、瀬戸市美術館、そして酒田市美術館を巡回します。開催館ごとにその地域に根差した池袋モンパルナスゆかりの作家を紹介します。

斎藤長三≪国電池袋駅≫1953年、酒田市美術館蔵
斎藤長三≪国電池袋駅≫1953年、酒田市美術館蔵
今井繁三郎≪稲田≫1978年、今井アートギャラリー蔵
今井繁三郎≪稲田≫1978年、今井アートギャラリー蔵
今井繁三郎≪稲田≫1978年、今井アートギャラリー蔵
今井繁三郎≪稲田≫1978年、今井アートギャラリー蔵

《展示する作家・作品点数》
鶴田吾郎
長谷川利行
北川民次
里見勝蔵
福沢一郎
吉原義彦
田中佐一郎
小熊秀雄
春日部たすく
竹中三郎
難波田龍起
井上長三郎
森田茂
入江比呂
齋藤求
平澤熊一
野田英夫
吉井忠
柿手春三
今井繁三郎
大野五郎
斎藤長三
小川原脩
浜松小源太
寺田政明
古沢岩美
桑原実
松本竣介
麻生三郎
真鍋(金子)英雄
佐田勝
大塚睦
榑松正利
高山良策
山下菊二
桂川寛
出品作家36名(生年順)・巡回作品86点・映像3点

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. 第3回『山形県埋蔵文化財センター設立30周年企画展』山形県埋蔵文化財センター
  3. 2024伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」市立伊丹ミュージアム
ページ上部へ戻る