「清須ゆかりの作家 鈴木田俊二 抽象、そして砂の画家へ」清須市はるひ美術館

「清須ゆかりの作家 鈴木田俊二 抽象、そして砂の画家へ」清須市はるひ美術館

名称:「清須ゆかりの作家 鈴木田俊二 抽象、そして砂の画家へ」清須市はるひ美術館
会期:2021年10月23日(土)〜2021年12月5日(日)
会場:清須市はるひ美術館
時間:10:00〜19:00 (最終入場時間 18:30)
休館日:月曜日
観覧料:一般 500円
  中学生以下 無料
  ※20名以上の団体は1名450円
  ※各種障がい者手帳等提示者及び付添人1名は無料
  ※清須市立図書館貸出利用カード提示者450円
住所:〒452-0961愛知県清須市春日夢の森1
TEL:052-401-3881
URL:清須市はるひ美術館

《タクラマカン》2001年
《タクラマカン》2001年
《或る出会い2020》2020年
《或る出会い2020》2020年
《Sea and Wave》1972年
《Sea and Wave》1972年

清須市はるひ美術館では清須にゆかりのある作家を紹介する展覧会を2013年より開催してきました。第7回となる本展では鈴木田俊二(1935-)を紹介します。
鈴木田は1958年4月から5年間、清洲町立清洲中学校(現:清須市立清洲中学校)に在籍し美術教諭を務めました。その後、美術団体のモダンアート協会に所属し、現在まで美術作家として国内外問わず活動を続けています。
鈴木田は一貫して本物の砂を用いた絵画を制作しています。初期はアクリル素材のシャープな色彩構成による抽象絵画に始まり、のちに自然の大理石を用いるモザイクの制作を手掛けたことから、現在の砂で描くスタイルにつながっていきました。砂の濃淡を綿密に計算しながら描く独自の手法によって、砂本来の色と質感を活かした表現を探求し、定期的に訪れている中国・シルクロードの砂漠の風景や、伊勢志摩・大王崎の海辺の様子など、壮大な自然にまなざしを向けながら自身の体感をもとに描き続けています。
本展では初期の抽象画、モザイク、そして砂の作品の起源となった《Sea and Wave》(1972年)から近年までの作品を一挙にご紹介します。砂との出会いによって映し出される美しい自然の姿を感じていただければ幸いです。

鈴木田 俊二(すずきた しゅんじ)
鈴木田 俊二(すずきた しゅんじ)

鈴木田 俊二(すずきた しゅんじ)
1935年  三重県四日市市生まれ
1958年  京都市立美術大学(現:京都市立芸術大学)西洋画科卒業

●主な展覧会、活動歴
1968年  「第8回現代日本美術展」出品
1972年  四日市市立河原田小学校モザイク壁画《河原田礼讃》制作
     モダンアート協会会員 現在まで毎年「モダンアート展」出品
1975年  「海を描く現代絵画コンクール」入選、出品
1984年~ 「モヘジ会」代表 隔年でシルクロードを中心に訪中
1992年  「東海の作家たち」愛知県美術館
     「The Space Show」愛知県美術館(~現在)
     「日中友好絲綢之路連合画展」新疆ウイグル自治区ウルムチ市内(~現在、隔年開催)
2005年  「万博百景展」2005年日本国際博覧会(愛知万博)長久手会場
2011年  「砂と砂のハーモニー 鈴木田俊二作品展」ギャラリー彩
2015年  「画歴70年の軌跡 自選展」ギャラリー彩
2016年  「・スケッチ・にみる鈴木田俊二展」ギャラリー彩
2019年  「“波切”とともに65年 鈴木田俊二作品展」志摩市絵かきの町・大王美術ギャラリー
2021年  「恩師を囲んで 清洲小・清洲中卒業生作品展」清須市はるひ美術館
●教員歴、指導歴
1958年4月~1964年3月 清洲町立清洲中学校(現:清須市立清洲中学校)在籍。
以降1996年まで愛知県内公立中学校、高等学校、三重県立四日市高等学校にて教鞭をとる。
1993年  第25回中日教育賞受賞
2000年  名古屋芸術大学講師(~2008年)
2005年  新疆師範大学(中華人民共和国ウルムチ市)客員教授として油画指導

「清須ゆかりの作家 鈴木田俊二 抽象、そして砂の画家へ」清須市はるひ美術館
「清須ゆかりの作家 鈴木田俊二 抽象、そして砂の画家へ」清須市はるひ美術館

関連記事

コメント

  • トラックバックは利用できません。

  • コメント (0)

  1. この記事へのコメントはありません。

ピックアップ記事

  1. 「第十四回 I氏賞受賞作家展」岡山県立美術館
  2. わが街ながのゆかりの作家展 中村明個展「混ポジション」長野市芸術館
  3. 「東京造形大学 写真研究所 ―ミクロな視点とマクロな視点―」BankART KAIKO
ページ上部へ戻る