企画展「赤の力Part2 紅板締め(べにいたじめ)ー高崎でよみがえった赤の技法」高崎市染料植物園

企画展「赤の力Part2 紅板締め(べにいたじめ)ー高崎でよみがえった赤の技法」高崎市染料植物園

名称:企画展「赤の力Part2 紅板締め(べにいたじめ)ー高崎でよみがえった赤の技法」高崎市染料植物園
会期:令和3年(2021年)10月8日(金)~12月5日日)
会期中休館日:10月11日(月)・18日(月)・25日(月)
  11月1日(月)・4日(木)・8日(月)・15日(月)・22日(月)・24日(月)・29日(月)
会場:高崎市染料植物園 染色工芸館
開館時間:午前9時~午後4時30分(入館は午後4時まで)
入館料:一般200円、大学・高校生150円
住所:〒370-0865群馬県高崎市寺尾町2302-11
TEL:027-328-6808
URL:高崎市染料植物園

令和3年度は、「赤」をテーマに2回の企画展を開催します。
第2回目は、赤い色「紅(べに)」をライフワークに作家活動をされている吉村晴子さんが取り組む「紅板締め」技法を取り上げます。
紅板締めは、両面に模様を彫った板で、折りたたんだ一反の絹布をはさんで赤で染める技法です。普通の板締めや型染といった染色では表と裏の染め上がりに違いが生まれますが、紅板締めでは薄い絹布を使用し型板をきつく締めて染めるため、表裏にほとんど違いがなく染め上がるのが特徴のひとつです。江戸時代から明治時代前半にかけて紅板締めを用いた襦袢(じゅばん)や間着(あいぎ)が女性たちに愛されましたが、昭和初期には技法がほぼ途絶えてしまい「幻の染色」とも言われています。
紅板締め技法の復元に取り組んできた吉村晴子さんが復元成功を発表してから15年、その取り組みは、繋げていく活動へと転換しています。
2020年からは当園で、植物染料による紅板締め手法の確立を目指して試験染を重ねてきました。技法の復活から伝承への活動を、歴史的資料、研究の記録とともにご覧いただきます。

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