名称:ミニギャラリー展示「斉藤晴之 漆造形展」庄川水資料館
会期:2021年9月13日(月)~10月17日(日)
開館時間:9:00~18:00(入館は17:00まで)
休館日:火曜日(11/23は開館します)
入館料:一般・大学生210円(170円)
小中高生100円(80円)
65歳以上170円
※障がい者および介助者1名無料
※( )内は20名以上の団体料金
住所:〒932-0305 富山県砺波市庄川町金屋1100
TEL:0763-82-3373
URL:庄川水資料館
富山市在住の洋画家の作品を展示します。
1957 富山県南砺市本町生まれ
1979 金沢美術工芸大学産業工芸学科工芸デザイン専攻卒業
公募展・グループ展
1980 日本現代工芸美術展(東京都立美術館)以後毎回出品/01:現代工芸本会員賞/09:蓮田修吾郎賞
1988 日展(東京都立美術館)以後現在まで入選31回
1989 89とやま20人展(高岡市美術館)/90
1991 とやま20人展総集展:北日本新聞美術賞(高岡市美術館)
1993 93ART/EX/TOYAMA 第1回富山国際美術交流展(富山県民会館美術館)/94:第2回展/97:第3回展
1996 となみ野美術展(97より砺波市美術館)以後毎回出品/00:工芸部門賞/07:となみ野美術大賞
1997 とやま現代作家シリーズ「可視化の構造-11の空間」(富山県立近代美術館企画展)
2001 ART/X/TOYAMAinUOZU 第4回富山国際現代美術展(新川文化ホール)/06:第5回展/10:第6回展/14:第7回展
2003 北日本美術大賞展(富山県民会館美術館)/04:特別賞受賞
2005 とやまの美7人のいま・未来展(富山県民会館美術館)
2009 Art COLARE 斉藤晴之掛ける藤井武(黒部市国際文化センター コラーレ)
2010 第42回日展:特選(東京都美術館)
個展
1997 マウ・ファイン・アート:常設展示(富山)
2000 ろうきん Day・I・Can であい館(富山)
2001 マウ・ファイン・アート(富山)
2006 斉藤晴之[漆芸]-砺波市美術館 工芸の秀作-(砺波)
2007 となみ野アート 斉藤晴之展 北日本新聞社砺波支社ギャラリー(砺波)
2021 斉藤晴之漆造形展 庄川水資料館ミニギャラリー(砺波)
関連イベントのご案内
庄川水資料館では庄川・水・自然をテーマにした企画展や地域の伝統工芸や文化を生かし、県内外において活躍されている地元作家を紹介する展覧会を開催しております。今回は南砺市在住の造形作家斉藤晴之氏(1957~)の作品を紹介します。斉藤氏は、現在富山大学 芸術文化学部教授として、漆を主な素材として効果的な立体造形と素地成形法の開発・研究をされています。 作品は、漆を主な素材として効果的な立体造形と表現法について独自の方向性を具現化し、物の在り様について自然の成り立ちや普遍的な法則性を探りながら、理にかなった形態を造り上げることにより、その実在に付加される精神性や合理的実用性を検証しています。 技法としては、樹脂乾漆により漆立体のさまざまな形態を成形し、インダストリアルクレーにより色々な形態に、各種の立体原型を制作し石膏型を利用してエポキシ樹脂の実在に置き換え、さらに切削と研ぎの工程で形を整え、漆工芸の技法により漆下地と塗りを施し、最終的に研磨、磨きの工程を経て漆による立体表現されています。 また、布による乾漆の技法を利用して漆の形態を成形します。木材やクレイを使って形態の元になる原型を制作し、離型の方法を踏まえながらその型に直接、漆等を接着硬化材として麻布等の繊維を張り込み、ある程度の厚みと強度を持たせ硬化後に原型より離型して漆の形態とする。伝統的な技法を利用しながら新しい成形法について可能性を探ります。 さらに、木の素材を使って、角材や板材をほぞ組み等の基本的接合法のみを使い木の素材だけで2メートル以上になる大型の立体造形を制作する。また、直接、木を彫刻することにより、造形表現を試み、単独であるいはそれらを組み立てることにより立体造形とします。最終的にそれらの立体に漆を塗り込み拭き上げることにより、屋外や町並みの中に存在しうる造形の展開を試みます。 ポスターの作品「響刻」は、奏でる交響曲の響きと、庄川から見る山々の峡谷、という意味を合わせ持ち、それらへの敬愛の念を秘め、自らのイメージで作成されています。 このたびの斉藤晴之氏の漆造形作品を是非ご覧ください。南砺市在住の工芸作家の漆による造形作品11点を展示します。
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