「池袋モンパルナス ―画家たちの交差点―」瀬戸市美術館

北川民次 《かまどの前の陶工》1953年 油彩、キャンバス

名称:「池袋モンパルナス ―画家たちの交差点―」瀬戸市美術館
会期:2021年10月02日(土) ~ 2021年11月14日(日)
会場:瀬戸市美術館
日程:2021年10月02日(土) ~ 2021年11月14日(日)
時間:午前9時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
  (ただし10月12日(火)、11月9日(火)は休館)
料金:一般:500円(400円:20名以上の団体)、高大生300円(240円:20名以上の団体)
  中学生以下、妊婦、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は無料

主催:瀬戸市美術館、公益財団法人瀬戸市文化振興財団、第21回共同巡回展実行委員会
住所:〒489-0884愛知県瀬戸市西茨町113-3瀬戸市文化センター内
TEL:0561-84-1093
URL:瀬戸市美術館

小熊秀雄 《夕陽の立教大学》 1935年 油彩、キャンバス
小熊秀雄 《夕陽の立教大学》 1935年 油彩、キャンバス 豊島区蔵
森田茂 《黒川能(知盛)》 1987年 油彩、キャンバス しもだて美術館蔵
森田茂 《黒川能(知盛)》 1987年 油彩、キャンバス しもだて美術館蔵
小熊秀雄 《長崎アトリエ村》 1930年代 インク、紙 豊島区蔵
小熊秀雄 《長崎アトリエ村》 1930年代 インク、紙 豊島区蔵
難波田龍起 《ヴィナスと少年》 1936年 油彩、キャンバス 板橋区立美術館蔵
難波田龍起 《ヴィナスと少年》 1936年 油彩、キャンバス 板橋区立美術館蔵
長谷川利行 《水泳場》 1932年 油彩、キャンバス 板橋区立美術館蔵
長谷川利行 《水泳場》 1932年 油彩、キャンバス 板橋区立美術館蔵
春日部たすく 《池袋駅前豊島師範通り》 1928年 水彩、紙 豊島区蔵
春日部たすく 《池袋駅前豊島師範通り》 1928年 水彩、紙 豊島区蔵
吉井忠 《長谷川利行》 1968年 油彩、キャンバス 豊島区蔵
吉井忠 《長谷川利行》 1968年 油彩、キャンバス 豊島区蔵

1920 年代以降、池袋界隈には芸術家向けのアトリエ付き住宅が建ち並び、家賃が安かったこともあり、そこには北海道や沖縄など日本各地から上京した芸術家たちが集い、いくつかの「アトリエ村」と呼ばれる一画が形成されていきました。この地域においては、芸術家たちが暮らし、制作するだけでなく、芸術家同士等の交流も盛んに行われ、切磋琢磨しながら新たなアートシーンを生み出す情熱溢れる場所でした。他にはない独特の雰囲気を醸し出していたその様子は、パリの芸術家の街になぞらえて「池袋モンパルナス」と呼ばれています。
令和2・3年度市町村立美術館活性化事業第21回共同巡回展では、池袋モンパルナスに関連した1920年代から1940年代を象徴する作品を生み出した画家をはじめ、当時流行していたフォービスムやシュルレアリスム絵画を試みる画家たちのほか、官展で活躍する画家たちなど会派を越えた様々な画家を5章構成で紹介します。
本展では、板橋区立美術館・豊島区所蔵の池袋モンパルナスに関連する絵画コレクションを筑西市(茨城県)、瀬戸市(愛知県)、酒田市(山形県)において展覧するものです。アトリエ村に関する資料や池袋モンパルナスを行き交った画家たちの戦前から戦後の作品を通じて、画家たちの交流と情熱を感じていただくとともに、池袋モンパルナスについての理解を深めていただければ幸いです。

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