名称:「大阪城天守閣復興90周年記念 テーマ展 豊臣時代」大阪城天守閣
会期:令和3年10月9日(土曜日)から12月19日(日曜日)まで
時間:9時から17時まで ※入館は閉館の30分前まで
会場:大阪城天守閣3・4階展示室
入館料:大人600円
中学生以下、大阪市在住65歳以上の方(要証明)、障がい者手帳等ご持参の方は無料
※このテーマ展は大阪城天守閣の通常入館料でご覧いただけます。
出品点数:125点(別紙「 出品目録」のとおり)
主催:大阪城天守閣
住所:〒530-0005大阪府大阪市北区中之島1-1-26
TEL:06-6223-0055
URL:大阪市立東洋陶磁美術館
大阪城天守閣では、令和3年10月9日(土曜日)から12月19日(日曜日)まで、大阪城天守閣内3・4階展示室において「大阪城天守閣復興90周年記念 テーマ展 豊臣時代」を開催(令和3年8月24日報道発表済み)しますが、このほど展示内容の詳細が決定しましたのでお知らせします。
大阪城天守閣復興90周年記念 テーマ展 豊臣時代
大阪城天守閣は、令和3年(2021)11月7日をもって、昭和6年(1931)11月7日の竣工以来90周年の節目を迎えます。
大阪市が東京市の人口をしのぐ日本一の大都市となった大正14年(1925)、「大大阪記念博覧会」が開催され、大阪城の天守台上に建てられた仮設の展示施設「豊公館」には、多くの市民が豊臣秀吉ゆかりの品々を観覧すべく詰めかけました。博覧会の盛況は、昭和天皇即位の記念として大阪城天守閣を復興する構想につながります。大阪市が天守閣復興計画を発表し、寄付の募集を始めるや、事業費は半年のうちに民間から集まり、昭和6年11月7日に竣工の日を迎えました。復興の趣意書には「豊太閤の偉業の顕彰」が謳われ、復興記念として天守閣で開催された「豊公特別展」も多くの観覧者を集めました。これら一連の出来事を目にした当時の市民は、秀吉の輝かしい生涯や、繁栄する往時の大坂に思いを馳せたことでしょう。
秀吉の事績は戦後になると見直しが進められ、手放しでの賛美とはいかなくなりましたが、その歴史的意義はいっそう深く認識されるようになったといえます。そして、秀吉ひとりにとどまらず、彼の周辺で活動した大名、女性、その他さまざまな立場の人々にまで関心が寄せられています。この時代の体験者である、そうした有名無名の人々から見て、豊臣家が存続した約30年間はどのような時代だったのでしょうか。
大阪城天守閣は復興以来、博物館施設としての歩みを続け、今日にいたっています。そして当館が収集してきた多様な文化財のなかでも、秀吉とその時代にかかわる資料はわが国を代表する一大コレクションとなっています。復興90周年を記念する本展では、天下統一の拠点大坂城の築造が始まった天正11年(1583)から豊臣家が滅亡する元和元年(1615)にいたる期間を主に取り上げ、「豊臣時代」と題してその諸相を探ります。
コメント
トラックバックは利用できません。
コメント (0)
この記事へのコメントはありません。