名称:特別展「第1部 祇園南海-きのくにの三画人-脇村兄弟のコレクションとともに」田辺市立美術館
会期:2021(令和3)年10月2日(土) → 11月7日(日)
休館日:月曜日、11月4日(木)
開館時間:午前10時~午後5時(入館は午後4時30分まで)
観覧料:600円(480円)
( )内は20名様以上の団体割引料金
住所:〒640-8137和歌山県田辺市たきない町24-43
TEL : 0739-24-3770
URL: 田辺市立美術館
「きのくにの三画人」第一部では、服部南郭(1683-1759)、彭城百川(1697-1752)、柳沢淇園(1703-1758)とともに日本文人画の先駆者として評価される祇園南海(1676-1751)の詩書画を展観します。南海は紀州藩医・順庵の長男として江戸に生まれ、14歳の時に京都の儒学者・木下順庵(1621-1699)に入門してその詩才を発揮し、22歳で儒学者として紀州藩に仕えました。一時期、不行跡を理由に城下を追われて謫居を命じられますが、後に赦され、来日した朝鮮通信使の応接で功績をあげたことから儒官として藩に復帰、紀州藩校が創設された時にはその校長ともなりました。生涯に亘って多くの文人墨客と交わりながら詩画の研究を続け、自らも秀でた才能を創作に発揮しています。
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