名称:「近代香川を生み出したまち 多度津ものがたり」香川県立ミュージアム
会期:令和3年9月18日(土曜日)10月1日(金曜日)~11月23日(火曜日・祝日)
開館時間:午前9時~午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休館日:毎週月曜日(9月20日は開館、21日が休館)
会場:香川県立ミュージアム2階特別展示室
観覧料:一般800円、前売・団体(20名以上)650円
※ミュージアムパスポートを使用できます
※高校生以下、65歳以上、障害者手帳をお持ちの方は観覧料無料
主催:香川県立ミュージアム
共催:香川県教育委員会、多度津町、多度津町教育委員会
協力:四国旅客鉄道株式会社
後援:香川県文化財保護協会、朝日新聞高松総局、産経新聞社、山陽新聞社、四国新聞社、日本経済新聞社高松支局、毎日新聞高松支局、読売新聞高松総局、NHK高松放送局、OHK岡山放送、RSK山陽放送、KSB瀬戸内海放送、TSCテレビせとうち、RNC西日本放送、FM香川、FM815
助成:独立行政法人日本芸術文化振興会、公益財団法人松平公益会
住所:〒760-0030香川県高松市玉藻町5-5
TEL:087-822-0247
URL:香川県立ミュージアム
序章 多度津からはじまる
現在の香川県の生活で身近で重要なインフラが多度津を起点としていることを示し、「近代香川のうまれたまち」であることを印象づける。あわせて、展示の舞台となる「多度津」が所在する多度津町について基本事項を紹介
第1部 近代がやってきた
第1章 鉄道がやってきた
多度津における近代の象徴ともいえる讃岐鉄道の敷設を中心に紹介
第2章 多度津の港
近代に入って大きく改修された多度津港について紹介
第3章 電気も多度津から
多度津に生まれた四国水力発電について紹介
第4章 多度津七福神
多度津の資本家「七福神」の財力や多度津銀行設立について紹介
第5章 多度津のまち
伝統的建造物群保存対策調査の成果等を取り込みながら、多度津港や駅を軸に展開してきた町の様子について紹介
第2部 近代にたどりつくまでの多度津
第1章 将軍さまもやってきた
古代~中世の多度津周辺において海上交通との結びつきで高い文化が生まれていたことを紹介
第2章 金毘羅船も、北前船もやってきた
近世期、金毘羅参詣や北国海路の発展に伴い、多度津の港の重要性が高まり、町が発展してきた様子を紹介
第3章 お殿さまもやってきた
多度津の発展の画期となった、丸亀藩の支藩である多度津藩による江戸時代後期の陣屋建設を中心に紹介
終章 地域とつながる
多度津という町は、港を通じて、海から文化が流入しつつ後背地で受容・展開が見られ、また外の世界へ押し出していくという特徴があります。そこから生まれるまちのイメージは、「香川に近代をもたらしたまち」、「未来を切り開くまち」でしょう。このイメージのもと多度津の魅力を紹介します。
特に、多度津が大きな役割を果たした「香川の近代化」という局面では、多度津藩による陣屋と港(湛甫)の建設が大きなエポックとなっており、それ以前の歴史的な展開と以後との間で大きな画期をなしています。エポックを生かして推し進めていった人々の動きを、「港」と「近代化」を切り口にして展覧会を組み立てます。展覧会の構成にあたっては、多度津町における発掘や歴史研究の成果、近年取り組まれた伝統的建造物群保存対策調査の成果も取り入れていきます。
そして、県立ミュージアムの会場だけで完結するのではなく現在の地域の活動を展覧会の内容の続きとして紹介し、ミュージアムと現地・多度津への誘客・交流に取り組みます。
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