棟方志功と杉並ー「荻窪の家」と「本の仕事」杉並区立郷土博物館

棟方志功と杉並ー「荻窪の家」と「本の仕事」杉並区立郷土博物館

名称:棟方志功と杉並ー「荻窪の家」と「本の仕事」杉並区立郷土博物館
会期:2021年10月30日(土)〜12月5日(日)
開館時間:9:00~17:00
料金:無料(同時開催の本館は100円(中学生以下、障害者手帳を提示する方およびその付き添いの方は無料))
休館日:月曜日、11月18日(木)
住所:〒168-0061東京都杉並区大宮1-20-8
TEL:03-3317-0841
URL:杉並区立郷土博物館

世界的な評価を得る版画家、棟方志功。
その国際的な名声を得たのは、彼が杉並に居を構えた時代に重なります。そんな彼の「大成の地」杉並で初めて、棟方ゆかりの自治体が一堂に会する「棟方志功サミット」が行われます。これを記念し、杉並区立郷土博物館では「棟方志功と杉並―「荻窪の家」と「本の仕事」」展を本館と分館で同時開催。棟方と杉並の関わりにスポットをあて、彼の魅力に迫ります。

棟方志功と杉並ー「荻窪の家」と「本の仕事」杉並区立郷土博物館
棟方志功と杉並ー「荻窪の家」と「本の仕事」杉並区立郷土博物館

青森で生まれた棟方志功(1903年~1975年)は、画家を志して上京し、大正15年(1926年)から昭和2年(1927年)まで、同郷の画家・松木満史が阿佐ヶ谷に借りたアトリエで共同生活を送りました。
その後、昭和26年(1951年)に疎開先の富山県福光町(現・南砺市)から荻窪に転居し、昭和50年(1975年)に亡くなるまで創作活動を行いました。そしてこの杉並の地で「世界のムナカタ」としての国際的な名声を確立したのです。
この展覧会では、昭和31年(1956年)にヴェネツィア・ビエンナーレにおいてグランプリを受賞した「柳緑花紅頌(りゅうりょくかこうしょう)」をはじめ、棟方ゆかりの人々が所蔵していた作品のほか、創作の舞台となった「荻窪の家」と、挿絵・装幀など棟方の「本の仕事」に着目し、棟方と杉並との関わりや幅広い「芸業」を紹介します。

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