名称:「人生で最もすばらしい癒し、それが愛なのだ─Pablo Picasso/David Douglas Duncan」清春芸術村
会期:2021年8月7日(土)- 2021年12月12日(日)
会場:清春白樺美術館 第2展示室
住所:〒408-0036山梨県北杜市長坂町中丸2072
TEL:0551-32-4865
URL:清春芸術村
「人生で最もすばらしい癒し、それが愛なのだ」 と、ピカソ自身が語るように、ピカソは愛にインスピレーションを受ける人である。
ピカソは、晩年、人前には滅多に姿を現さず、気に入った自分の作品は手元に置いたままであったが、そんな最愛の妻ジャクリーヌと過ごすピカソをとらえた写真家がいた。 その写真家は、戦争写真で知られる国際的に著名なデヴィッド・ダグラス・ダンカンである。 ピカソとダンカンの交流は、1956年にダンカンが南仏カンヌの別荘である ヴィラ・ラ・カリフォルニーにピカソを訪ねたところから始まる。 ピカソは、ダンカンが写真家ロバート・キャパの友人であることを知ると「キャパの友人なら俺の友人だ」と 初対面のダンカンを、温かく自宅へと招き入れ、すぐに心を許し打ち解けたという。 その日、入浴中のピカソをダンカンが撮影したのを皮切りに、 ピカソが亡くなるまでの17年間に渡る交流が始まったのであった。 ダンカンの記録から、晩年の巨匠ピカソの芸術の源泉と芸術との向き合い方を、改めて紐解いてみてはいかがだろうか。
■ David Douglas Duncan( デヴィッド・ダグラス・ダンカン) プロフィール
1916年、アメリカ、カンザスシティ 生まれ。
第2次世界大戦、朝鮮戦争などにおける優れた写真と数々の戦功により、「伝説的写真家」として国際的に知られる。 ロバート・キャパ賞をはじめ数々の賞を受賞。1972年、ニューヨークのホイットニー美術館で写真家として初めて個展を開催する栄誉を得る。
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