秋季特別展「吉備津彦神社と御神刀―桃太郎伝説を伝える備前国一宮の御神宝―」備前長船刀剣博物館

秋季特別展「吉備津彦神社と御神刀―桃太郎伝説を伝える備前国一宮の御神宝―」備前長船刀剣博物館

名称:秋季特別展「吉備津彦神社と御神刀―桃太郎伝説を伝える備前国一宮の御神宝―」備前長船刀剣博物館
会期:令和3年10月1日(金曜日)~11月14日(日曜日)
休館日:毎週月曜日(月曜日 が祝日の場合は翌日 に振替)、祝日の翌日
開館時間:午前9時~午後5時(入場は午後4時30分まで)
入場制限:開館時間から閉館時間まで1時間あたり40名の入場制限を行っています。
館料:
  一般 800(500)円
  高大生 500(400)円(学生証の提示が必要です)
  中学生以下 無料
  ※( )は 20 名以上の団体料金
​  ※65歳以上の方は、年齢がわかる証明書の提示で500円になる割引があります。
  ※障がい者の方(付添いの方1名含む)は、証明できるものの提示で無料になります。
会場:備前長船刀剣博物館
住所:〒701-4271岡山県瀬戸内市長船町長船966
TEL:0869-66-7767
URL:備前長船刀剣博物館

刀剣の歴史は古く、神話の中でも多くの場面で使用されています。
 例えば、須佐之男命(すさのおのみこと)が十握剣(とつかのつるぎ)で八岐大蛇を退治する話や、倭建命(やまとたけるのみこと)が 三種の神器である草薙剣(くさなぎのつるぎ)によって危機を乗り越えるなど要所において登場します。
 このため、刀剣類は勇気や武力の象徴として尊ばれ、信仰の対象としてご神体やご神宝としても崇められました。
 備前国一宮に位置づけられる吉備津彦神社は、鬼退治で有名な昔話「桃太郎」のモデルになった、武勇の誉れ高い大吉備津日子命を祀ることから、武門の神社としても知られます。
 また 、中世では宇喜多氏や小早川氏・池田氏などの歴代の領主を始めとする多くの人々の畏敬を集め、特に池田氏の時代には藩祖である池田輝政を合祀したため、備前国における武門の神社として篤く敬われていきます。
 今回の展示では、武功や武門の誉高い吉備津彦神社を例に、神社と信仰における刀剣の役割の一端について触れます。

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