名称:企画展「中国の漆器」中之島香雪美術館
会期:2021年12月11日(土)~2022年2月23日(水・祝)
休館日:月曜日(祝日の場合は翌火曜日)、2021年12月27日(月)~2022年1月7日(金)
開館時間:10時~17時(入館は16時30分まで)
夜間特別開館:2021年12月23日(木)、2022年1月20日(木)、2月17日(木)
10時 ~ 19時30分(入館は19時まで)
【夜間開館のみの割引】
・フェスティバルシティにお勤めの方、社員証等ご提示で200円引き
料金:一般 900(700)円/高大生 500(350)円/小中生 300(150)円
※( )内は前売り(一般のみ)・20名以上の団体料金
主催:公益財団法人 香雪美術館、朝日新聞社
住所:〒530-0005大阪府大阪市北区中之島3-2-4 中之島フェスティバルタワー・ウエスト 4
TEL:06-6210-3766
URL:中之島香雪美術館
中国の漆器は古くから日本へもたらされ、時代を超えて大切に伝えられてきました。中国の漆器には、日本の伝統的な漆器では見られない多彩な技法が用いられます。なかでも、漆を何度も塗り重ねることによって厚みを出し、文様を彫り表わす「彫漆ちょうしつ」の技法を用いた漆器は、珍貴な品として非常に重宝されました。
正倉院の宝物類からも明らかなように、中国の漆器は奈良時代からの舶載例が知られます。平安時代後期から室町時代には、禅宗寺院において什器や贈答品として用いられ、しだいに武家へも広まり、会所といった集まりの場で飾られました。江戸時代には、特に茶の湯の世界で多く用いられるようになります。日本で中国の漆器が受容されていく中で、近世にはその品が中国製か否かを判定する鑑定の需要が高まったと見え、鑑定書が付属した作品も散見されます。
本展では、これまであまり紹介されてこなかった香雪美術館の所蔵品を中心に、中国の漆器の魅力を広く知っていただく機会です。
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